2019/05/08 投稿

プレゼンや面接で頭が真っ白にならないための方法

毎年、AO入試の本番が近づいてくると多くの受験生が口にするセリフがあります。

 

「プレゼンや面接がとにかく緊張します。本番で頭の中が真っ白になってしまったらどうすれば良いですか?」

 

自分も同じことを言うかもしれないという人も多いかもしれません。

プレゼンテーションも面接も学校では、まず経験することはありませんから無理もありません。
ましてや大学進学という人生の節目の一つとなると、緊張や不安が頭をよぎることも当然と言えます。
そのためか本番直前だけでなく、早くも入塾説明の面談の際に、同じことを言う受験生もいるぐらいです。

そこで、いつも私がアドバイスするのは、とにかく万全に準備をすること、入念に練習をしておくこと、これに尽きます。
「真っ白になったらどうしよう」ではなく「これなら真っ白にならない」と自信をもって言えるまで練習を積むことです。

 

具体的には、自分が伝えるべき言葉を書き出した台本を作って「言葉の揺れ」を無くしていきます。
ちなみに「言葉の揺れ」とは、「てにをは」などの助詞、接続詞や文末など細かい言葉の言い回しが、しっかり固まらずにあやふやな状態を指します。
実は、この状態こそが緊張と混ざり合うことで、あの「頭の中が真っ白な状態」を作り出してしまうのです。

 

例えば、次の二つの文章を読んでみてください。

 

私は将来、ツアープランナーになりたいです。
なぜなら、旅行を通じて日本と海外の人々の活発な交流に貢献したいからです。

 

私の将来の夢は、ツアープランナーになることです。
その理由は、旅行というものは日本と海外の人々が交流することに影響が大きく、私はそれに貢献したいと思うからです。

 

どちらの文章も同じ内容を述べていて意味は十分通じます。

違いといえば、言葉の順序、言い回しだけです。
結果的に内容が伝われば、このぐらいの違いは大して問題が無いように思えるかもしれません。

 

しかし、これが「言葉の揺れ」であり、プレゼンや面接の本番ではとても大きな影響を与えるのです。
このほんの少しずつの違いが、積み重なることによって漠然とした不安が消えることなく、頭が真っ白になったらどうしようという緊張感につながってしまうのです。

 

ですから、自分が話すべき言葉を書き出した台本が欠かせないのです。

当塾の対策指導では、「てにをは」を含めた言葉の順序と言い回し、接続詞と文末など細かい点に至るまで、とにかく正確に書き出してしっかりと話す内容を固めてしまいます。
そして、その言葉が自然と口をついて出てくるまで反復練習を行います
これはとても地味な作業ですが、それしか効果的な方法はありません。

 

もちろん面接では事前に想定した以外の質問がされ、それに対してその場のアドリブで応えなければならないケースも少なくありません。しかし、台本を作って練習を積んでおけば、どのように言葉をつなげていけば分かりやすくなるのかというリズム感が身についてきますので、アドリブ力も強化されるようになります。

 

地道な対策こそが最強の対策なのです。
できるだけ早いスタートを切ってAO入試本番に備えましょう。