2021/07/12 投稿

夏休みからでも間に合う?総合型選抜(AO入試)の対策

さて、2022年度総合型選抜(AO入試)は各大学から受験に関する詳しい情報が公開され、いよいよ合格へ向けた対策が本格化する時期となりました。
今まで小論文やプレゼンテーションについて基礎力を固めてきた受験生は、さらに実践力を高めるための対策を強化していきます。
したがって、9~10月に本番を迎える総合型選抜入試に対して、夏休みはじっくりと実力を養成することができる直前期間として非常に大切な時間となります。

一方で、1学期の成績が学校から渡された後、夏休みに入る時、あるいは夏休みに入ってから総合型選抜入試を目指そうと考える受験生も少なくありません。

その理由としては、

  • ①評定平均(学習成績)の結果から指定校推薦が難しくなった
  • ②いろいろな人と相談して総合型選抜を薦められた
  • ③最初は難しそうで諦めていたけどやっぱり挑戦したくなった
  • ④何だか突然挑戦してみたくなった

など受験生によって様々あることでしょう。

当塾でも毎年7月中旬から8月初旬にかけて入塾のための面談依頼の件数が急増します。
そこで、多くの受験生や親御さんから聞かれるのが「今からでも間に合いますでしょうか?」という言葉です。
受験本番まで2~3か月しか残されていませんから、今から取り組んで合格できるのかどうか不安に思う気持ちは当然でしょう。
半ば諦めモード、ダメもとモードで来られる受験生も少なくありませんが、決して悲観する必要はなく、最後まで粘り強く頑張れば「十分間に合います」というのが現実です。

もちろん志望する大学、学部学科や受験に必要な項目によっても異なりますが、当塾の過去の実例を挙げると2か月、3か月の対策で合格した受験生は何十人もいます。
つまり、直前からの対策でも適切な指導の下で集中力と粘り強さを発揮すれば、十分合格は可能だということです。
もちろん決して楽な道のりではありませんが、合格のための試練だと考えて正面から取り組めばその先の栄冠を掴むことは不可能ではありません。

実際に具体的な事例を挙げて説明しましょう。

当塾で受験者、合格者が最も多い東洋大学国際観光学部国際観光学科のAO型推薦入試(ジャンルセレクト入試)で考えてみます。
まず受験本番は毎年10月中旬に行われますので、8月頭から対策をスタートさせたとして期間は約2か月半となります。
試験科目としては志望理由書、課題レポートとそのプレゼンテーション発表、面接、小論文があり、5つに取り組まなければなりません。
多くの受験生はそのボリューム感に圧倒され、何から手を付ければ良いのか迷ってしまうようです。

そこで合格するために大事なポイントは、一つひとつ順番に取り組まないということです。
まず提出期限がある志望理由書から書き始め、次に課題レポートに取り掛かるというように1科目ずつ進めているとあっという間に時間切れになってしまい、プレゼンテーション発表の練習や小論文の対策が不十分になってしまいます。
したがって、複数の科目に同時に取り組んでいく必要があります。
例えば、志望理由書を書きながら、課題レポートのアイディアや構想もまとめつつ、小論文の対策も進めていくといった具合です。
当然、頭の中は様々な事柄で一杯になり、途中で気持ちが負けそうになる受験生も少なくありませんが、それを乗り越えて見事に合格した例もまた少なくありません。
当塾では、3か月以内の対策で東洋大学国際観光学部の合格者を30人以上輩出しています。

こうした短期間の対策で合格を勝ち取るためには、とにかく適切な指導の下で取り組むことが何より重要になります。
適切な指導とは、合格するために必要な到達レベルと受験生一人ひとりの現状を把握した上で、実践力をアップするためのメニューを提示できることです。
総合型選抜(AO入試)は、一般入試と違って〇×による採点基準が不明確であるため、機械的な反復学習では乗り越えられません
また、受験生によって特性は様々であり、話すことは得意でも書くことが苦手、書くことは得意でもアイディアを考えることが苦手など一人ひとり異なった対策が必要になります。
したがって、誤字脱字、句読点、段落構成と改行といった表面的な添削指導ではなく、二歩も三歩も踏み込んだガイド役になれるかどうかが重要であると言えます。

夏休みから総合選抜型入試への対策を行う場合は、そうした適切な指導環境を見つけることが先決であり、その上で集中力と粘り強さを発揮することが必要になるのです。
繰り返しになりますが、決してあきらめる必要ありません
簡単な取り組みではありませんが、焦らず慌てず最後の1分1秒まで頑張ることで十分に志望校への合格を手にすることは可能です。
笑顔になった秋冬の自分を想像して頑張りましょう。