2019/08/01 投稿

専修大学 法学部のAO入試対策分析

専修大学と言うと必ず比較されるのが日本大学です。

当塾でも受験生から「大学としてどちらが良いか?」という相談があったことがあります。
一般的には「専修だったら日大」と言われることが多く、理由として「マンモス校だから企業に入るとOBが多い」ということが挙げられます。

しかし、これは何の理由にもなりません。

なぜなら、これからの会社では出身大学はさほど重視されないからです。

やはり大事なことは実力です。
実力もないのに学閥で上に引き上げられる・・・
昭和、平成の時代はそのようなことがあったかもしれませんが、企業はそういった文化から脱却しようとしています。

ですから「どっちの大学が良いか」という発想そのものが時代からズレています。
たとえどちらに入学しても「自分の実力を高めるために充実した大学生活にする」ことが何より重要になるのです。

 

さて、専修大学法学部の過去の入試データを見てみますと、定員は
法学科15人、
政治学科5人、
合計20人となっていますが、実際には倍の40人ほどが合格しています。
倍率も3倍前後となっており、東洋大学などと比較するとわりと入りやすいと言っていいでしょう。

具体的な試験内容としては、まずエントリーシートです。

  1. 志望理由をまとめること
  2. 自分が出願理由を満たしている理由を述べること

この2つをまとめなければなりません。

どちらも理由なので、明確な区別が付かず混同してしまう受験生もいるようです。

しかし、①は一般的な志望理由書で②は自分が主体的で積極的であり、尚且つ周囲との協調性を持ち合わせていることをアピールするということになっています。

当塾では、この切り分けをしっかりと整理して、両方がぶつかることなく、むしろ関連性を持たせてより説得力が出るように指導していきます。

 

そして、最も重要なのが「課題小論文」です。

こちらは、あらかじめ課題図書が決められていて、それを読んだ上で3つの設問に対して答えていくという形式になります。これは昨年と変更がありません。

ちなみに昨年は、2016年に出版された「結婚と家族のこれから 共働き社会の限界」で、いかにも現在の世相を反映したものとなっていました。

しかし、この課題図書について私の感想としては、とにかく課題図書が読みづらく、内容が理解しづらいと思いました。

 

その理由は次の通りです。

  • 一文が長い、挿入も多い、そして文末が曖昧である
  • 各章の構成が分かりづらく、1冊の全体像を把握しづらい
  • とにかく文章が回りくどい

これが昨年の率直な感想で、著書を出版した経験のある私としては「これを入試の課題図書に指定して良いのか」と思ったほどです。
ただし、出題者側からすれば、テーマや内容が重要であるということなのでしょう。

だからこそ、第三者の指導を受けることが重要となります。
当塾では、もちろん同じ本を講師が読み、受験生と一緒にディスカッションをしながら小論文をまとめていきます。

しかも、ただの読解論述問題ではなく、本に書かれている筆者の主張とあなたの考えを比較しながら、理由をまとめていくという設問もあります。

まさに読解と思考と表現の3つが求められるのです。

当塾では、このあたりもしっかり踏まえながら万全の対策をバックアップしていきます。