2021/03/12 投稿

東洋大学 国際観光学部 AO型推薦入試のプレゼンテーション対策

AO型推薦入試・ジャンルセレクトの中で200点と最も配点が高いプレゼンテーションは、合格するために非常に重要なポイントになると言えます。
毎年、多くの受験生が課題に対して趣向を凝らした発表を準備して臨んでいるようです。

当日は、グループ形式で一人ひとり順番に5分間のプレゼンテーションを行うわけですが、そのベースになるのは1440字の課題レポートです。
2021年度のテーマは、新型コロナウイルスの世界的な流行と感染予防を踏まえて、今後、国内観光の回復を加速させるためにあなたが有効と考える具体的な施策を1つ提案するとともに、なぜその施策が有効と考えるのか理由を説明するというものでした。

観光の中でも論点や言及するポイントが限定されていた過去の出題に比べて、かなりざっくりとした大きなテーマ設定であり、どういう方向性でまとめていくか受験生に自由度があると言えます。
しかし、その反面、2020年に日本のみならず世界中で注目された問題であるために、安易な考えで臨むとありきたりで他の受験生と同じような内容になってしまうことが予想されます。
やはり、オリジナリティーの高い独創的なアイディアを考えると共に、絵に描いた餅ではない実現可能な施策を具体的に分かりやすくまとめることが必要になります。

そして、指定された文字数でレポートと添付図表を作成したら、プレゼンテーション用の発表原稿を用意することも必要です。
分かりやすい論文と理解しやすい発表は、それぞれポイントが異なるからです。
文末表現や接続詞を中心に聞きやすい発表となるように言葉を調整していきます。
また、例年5分間の発表の最後に志望理由を述べることも要求されますから、全体のバランスを考えて文字数を調整しなければなりません。

発表用の原稿が完成したら、あとは練習あるのみです。
もちろん試験会場で手元の原稿を読み上げることはできませんから、頭の中に完璧に叩き込んでの反復練習が欠かせません。
また、内容を伝えるだけでなく、話し方から積極性や行動力を表れるように声や表情にも気を配らなければなりません

さらに、プレゼンテーションの後には集団での質疑応答、つまり面接があります。
ここでの対応力ももちろん配点に含まれますから気が抜けません。
質疑応答で上手く答えられないとプレゼンテーションが上手くいっても全体の評価を下げることになってしまいます。
質問の内容は自己アピールや高校での活動といった基本的なものから過去には「好きな本は?」「好きな言葉は?」といった予想外なものまで様々です。
質疑応答は、プレゼンテーションのように事前に全ての内容を固めておくことができませんから、柔軟な対応ができるようにしっかりと練習を積んでおくことが求められます。

このように東洋大学国際観光学部のプレゼンテーション対策には、総合力ともいえる幅広い実践力が求められるのです。