2022/06/12 投稿

2023年度 東洋大学国際観光学部 総合型選抜(AO型)小論文対策

東洋大学国際観光学部の総合型選抜入試において合否を分ける最大のポイントと考えられるのが、試験当日に行われる小論文です。
志望理由書や課題レポートあるいはプレゼン発表のように事前に何度も書き直したり、練習したりすることができませんし、そもそもどんなテーマについて出題されるのかが分かりませんから確実な実力養成が求められます。

 

具体的には、60分間の試験時間中で問われている論点を的確に読み取り、自分なりのアイディアを考えた上で正しく分かりやすい文章で書くことが求められます。
文字数も全体で600字や800字、設問ごとにそれぞれ400字など年度によって変化しますから、文章を具体的に展開させる力や逆に簡潔にまとめる力などいろいろな練習を積んでおく必要があります。
当塾の指導では、こうした文字数と文章構成の関連性について詳しい解説を踏まえながら過去問や練習問題に取り組んでいきます。

 

また、小論文の基本的なポイントとして、漢字を正しく書くことと分かりやすい文章を書くことが挙げられます。
そのためには高校3年生として備えておくべき漢字力はもちろん、「てにをは」の助詞や接続詞、句読点を正しく使う力も必要です。
ここで減点されてしまうと、せっかく身につけた観光業に関する知識や自分のアイディアも活かされませんから早めに基礎力の確認を行っておく必要があります。

 

さらに、設問で問われていることに正確に答えることも大切です。

例えば、
「観光にとっての意義とは?」
「観光業にもたらされる価値とは?」
といった論点を求められた場合、
「意義とはどういう意味か」
「価値とは具体的にどういうことか」
といった理解と観光業で起こる事実についてイメージできなければ文章で表現することができません
したがって、観光に関わる用語や統計データといった知識だけではなく、考え方についても練習を積んで体感しておかなければなりません。
この点は、やはり複数の過去問について実際に考えて書いてみるのが効果的です。

 

そして最後に、最も重要な要素となるのが自分なりの独創的なアイディアを考える力です。

過去問を見てみますと、
「訪日観光客を増加させるためには?」
「国内観光を活性化させるためには?」
「旅館の宿泊者数を増やすためには?」
「旅行者一人当たりの支出額を増やすためには?」
といった様々な課題を解決するための提案が求められています。
当然ですが、ネット上にあって誰もが知っている情報をそのまま書いても受験生のアイディアとして認められるはずがありません。
それをベースに発展させたり、全く違う視点からアプローチしたりすることではじめて独創的なアイディアとなります。
実際の試験では、考える時間はあまり長く取れませんからそうした思考の瞬発力も大事な要素となります。

 

当塾の具体的な対策をご紹介しますと、とにかく最初は過去問を用いて設問に正しく答えること正しい文章を書くことに取り組んでいきます。
例年の受験生の傾向として、最初の2問程度はそもそも書くべき論点を間違えているということが少なくありませんが、本番で同じ失敗をしないためにも自分でそれに気づくことが大切です。

それと同時に観光業の実態や課題、解決策に関する知識を増やしていきます。
訪日外国人を増やすための施策、日本の観光の魅力や課題、旅行者の消費傾向など様々な事柄について実際に考えてみることでイメージが掴めるようになってきます。
また、そうした知識を増やした上で自分なりの施策を考えることで、アイディア発想力も養われるようになってきます。

 

以上のような対策を十分に立てることで、例年多くの受験生が課題を克服し、合格を手にしています。
最初から最後までスムーズに取り組める受験生は一人もいません。
これまでの合格者に共通する点は、自分が決めたゴールに向かって焦らず地道な努力を一つ一つ積み上げる意志の強さを持っていたことが挙げられます。