2021/02/11 投稿

AO入試から総合型選抜への変更で何が変わったか

「大学入試センター試験」が「大学入学共通テスト」に変更になるなど、近年は大学入試制度の改革が行われており、その一環として2021年度入試からAO入試(アドミッションズ・オフィス入試)が総合型選抜入試という名称に変わりました。

それに伴い、受験内容に何らかの変化が出ることも予想されましたが、2021年度試験を見る限り大きな変更は見られず、名称のみが変わったという状況です。
したがって、対策すべき範囲も志望理由書やエントリーシートの作成、小論文やプレゼンテーション発表、面接と従来と変わりはありませんでした。

元々、AO入試の時代から論理的な思考力、柔軟な判断力、書く、話すという表現力が求められていましたから、受験生を多面的で総合的に評価するという入試改革の目的に沿ったものとなっていたと言えます。

今後もおそらく受験内容の大きな変化は無さそうですが、今まで以上に質の高い思考力、判断力、表現力が求められることになるでしょう。
なぜなら、文部科学省の調査によると私立大学の入学者の56%がAO又は推薦の総合型選抜を経由しているからです。
つまり、私立大学に限って言えば、一般入試よりも総合型選抜の方が主流になる可能性があり、全国から万全の対策を講じてきた受験生が受験することになりそうです。

数年前までは、AO入試と言うと「勉強しないで大学に入る」というような指摘もありましたが、暗記による詰込み型の受験知識よりも思考力、判断力、表現力の方が大学での勉強や社会に出てからの仕事には求められるという理解も広まってきました。
したがって、そうした大学入試の潮流の変化や社会からの理解、それに伴う質の向上が総合型選抜になったことの変化と言えるでしょう。