2019/06/18 投稿

AO入試の志望理由書の大事なポイント

AO入試を受験する際、ほぼ全ての大学、学部学科で必須となるのが志望理由書です。

読んで字のごとくその大学を志望する理由を書いて提出するのです。

大学からすれば何でウチに入りたいのか、しっかりした考えを持っているのかを知りたいというのは当然のことです。
ここが曖昧だと、不真面目な4年間を過ごすのではないか、場合によっては途中で辞めてしまう可能性すらあると考えてしまいますので、大学からすれば「入学はご遠慮願いたい!」となってしまいます。これも当然のことです。

 

それから、明らかにネットや参考書にある模範例をそのままマネして書いたと分かる文章も論外です。

AO入試の倍率は、平均すると2~3倍、最近は東洋大学の国際観光学部のように4~5倍という人気の学部も少なくありません。
そうなると採点者は不合格にする志望理由書をたくさん読んでいることになりますから、模範例のマネだということはすぐにバレてしまいます。

 

ですから、自分なりの理由を自分らしく正直に書くことが合格への大事なポイントとなります。

 

では、どうすれば自分らしい志望理由なるかと言いますと、「将来自分は何になりたいのか?」をはっきりと述べることです。

弁護士、システムエンジニア、薬剤師、ツアープランナー、保育士、アンティークショップのオーナー、アナウンサー、証券アナリストなど一人ひとりに将来に抱く夢があると思います。
それを明確にすれば何を勉強したいのかがはっきりとしますから、自分ならではの志望理由書になるのです。

 

この時に、「会社員」とか「公務員」などと書いてしまうと、将来へのビジョンが曖昧な受験生と受け止められてしまいますから、注意が必要です。

会社員にもいろいろあって、銀行、保険、自動車、食品、IT、建設、教育、医療など様々な分野がありますし、職種にも営業、企画、研修開発、製造、管理と多岐にわたりますから、具体的によく考える必要があります。
これは公務員にも当てはまります。

 

まれに受験生や親御さんから
「本当になれるかどうか分かりません」とか
「たとえそういう会社に入れたとしても、実際に希望通り配属されるか分かりません」
といった質問が出ることがあります。

しかし、あくまでも高校生の夢、ビジョンの話ですから、そこまで現実的に考える必要はありません。
大事なことは、自分でしっかり考えていて、その結果として夢やビジョンを持っているかどうかなのです。

 

逆に言うと、それを実現するために大学に入って一生懸命に勉強するわけですから、受験する段階ではその熱意があれば十分評価されるということになります。

そう考えれば「ちょっと努力すれば手に入りそうな夢」よりも「相当努力しないと実現が難しい夢」を持っていて「その実現のために頑張りたい!」という宣言の方が、魅力的で力強いと言えます。

 

いずれにしても、自分だけの将来への夢というものは、ちょっと考えれば出てくるというものではありません。
自分で熟考することの他に、家族や親戚、先輩や近所の人など、実際に社会に出て活躍している人の話を聞くことも大いに役立ちます。

 

直前になって付け焼刃の志望理由で撃沈しないためにも、早めのスタートを切ることをお勧めいたします。

ちなみに当塾では、AO入試対策として講師とディスカッションしながら将来の夢を明らかにしていくこともカリキュラムの一部となっています。
様々な業界、業種の社会人と直に接してきた講師だからこそアドバイスできることがあります。